筋トレをする理由は人それぞれさまざまだと思います。
スポーツをするために。
腰痛予防のために。
ダイエットのために。
などなど。
ただ、目的は人それぞれでも筋トレをした結果もたらした結果が驚くものだったという話をよく聞きます。
病気を治す
肥満・糖尿病はもちろん、腰痛、肩こりなど筋トレをすることで改善することが可能だったりします。
そのほかにも、若年性リウマチ・メニエールなど筋力と関わりが低そうな病気まで改善された例もあります。
筋トレをして筋力をあげることで日常生活の疲労を減らすことが出来るので体をゆっくり休める時間が増え病気を治す力を増やすことができるのではないか、と思われます。
病気の原因は日ごろの疲れの蓄積などからが多く、筋力を増やし体質を改善することで体調を整えることが出来ます。
体温をあげることも出来るのであらゆる病気の予防などにも。
運動不足がもたらす体調不良は筋力増加で直すことが出来るのです。
ダイエット
ダイエットで最も重要なことが代謝をあげる事です。
若いころは運動をしていなくても痩せていた人が年を取るごとに太っていく。
同じ生活、同じ食事、同じ環境のはずなのにどうして?と思いますよね。
それは筋力が低下しているという事が大きな原因なのです。
筋力が低下することで代謝量が下がります。
歳とともに減った筋肉量は筋トレをすることでしか増やすことが出来ません。
逆に、有酸素運動をしなくても筋肉さえ付いていれば日常生活で消費するカロリーが増加するので同じ食生活でも体重を落とすことが可能という事です。
なので筋トレをして筋肉量を増やすことでダイエットも可能になるという事です。
筋力を増やすために必要な事
筋力はただ筋トレをしているだけでは増やすことが出来ません。
筋肉を増やすために必要なものは、「タンパク質」だけです。
筋トレをした後20分以内にタンパク質を摂りましょう。
タンパク質が含まれる食材。
牛肉・豚肉・鶏肉
豆腐・豆乳・厚揚げ・卵
魚などの魚介類
チーズ・ヨーグルトなどの乳製品。
他にもいろんな食材にタンパク質は含まれています。
また、運動後などはプロテインを飲むことで簡単にタンパク質を補給することが出来ます。
プロテインにはタンパク質だけではなく筋肉増強に効果的な栄養がたくさん含まれているものが多いです。
ドラッグストアに行くと色々な種類のプロテインが売っています。
水や牛乳に溶かすもの、顆粒で水と一緒に服用するもの、チョコレートのように食べれるもの、錠剤のもの。
自分の飲みやすいものが選ぶことが出来るので簡単にタンパク質を摂ることが出来るのでお勧めです。
糖質を減らすだけではダイエットは難しい
糖質制限ダイエットというものが流行っていますが、糖質制限をただするだけではダイエットにはなりません。
糖質制限ダイエットは糖質よりもタンパク質を多くとるという事が重要になります。
「白米が食べれないなんて我慢が出来ない!」という人も多いと思いますが、重要なのはタンパク質の量をあげる事。
お肉・魚などのタンパク質量を増やすことが重要なので「白米を食べてはいけない」という事はないんです。
もちろんカロリーもダイエットには重要なので、食べ過ぎてはいけません。
栄養バランスの整った料理を食べる事を忘れないようにしましょう。
食べないはNG
ダイエットをするのにまず食事を食べないという手段に出る人が多いと思います。
人間の体は食べない事で栄養を欲しがります。
栄養を欲しがった体は次に入ってくる食事の栄養を全て体により多く吸収しようと働くので普段よりも脂肪に多くついてしまったり、という事が考えられています。
また食事をすることで内臓などは働きます。
内臓がよく働くことで消費するカロリーも増えるので、食事を抜くと内臓が働かないのでその分カロリーも消費しません。
代謝を上げるためにも食事は大事なので抜く事は避けましょう。
食事でタンパク質を多く摂ることで腹持ちがよくなります。
朝・昼などは特にタンパク質を多く摂りましょう。
間食を減らすことが出来るので、余計なカロリーや糖質を取ることを避けることが出来ます。
筋トレの後には
筋トレは筋肉を壊している行為にあたります。
筋肉は筋肉が壊れているサインという事です。
筋肉を壊した後、タンパク質を摂ることで筋肉が修復するのと同時に増強される事で筋肉量が増えるという事です。
その際、壊れてしまった筋肉をケアする必要があります。
タンパク質を摂ることも重要ですが、ストレッチ・マッサージなどを入念に行う事で過度な筋肉痛を和らげることが出来ます。
ストレッチ・マッサージは血流を良くするという効果もあります。
血流がよくなることで筋肉の回復が早くなったりします。
筋トレの頻度は
効果的な筋トレは週に2回です。
下半身の筋トレを重点的にする日と上半身を筋トレする日の2日間です。
間に数日休息することをお勧めします。
筋肉痛の期間はゆっくり休みましょう。
筋力を増やすための筋トレの目安は、筋肉痛が出るぐらいがお勧めです。
そして続けることが重要です。
回数などは適当ではなく必ず目標の数を決めましょう。
目標の回数は「もう無理!」と思ってから10回です。
一日の中で筋トレをするベストな時間帯は「午前中」。
出来れば朝早くすることで一日の代謝量をあげることが出来るからです。
ただ、朝は無理、という場合は寝る前でも大丈夫。
重要なのは続けることです。
筋トレは健康にもダイエットにも効果的
いかがでしたでしょうか?
筋トレをすることで病気を改善し、理想的なスタイルになることが出来るんです。
食べない華奢で弱弱しい体より、筋肉質で無駄のないスタイルのほうが毎日が楽しくなりそうですよね。
毎日少しからでも大丈夫。続けることが大事なので無理のない筋トレを続けましょう。