エックスサーバーでメール設定しながらサイトを別のサーバーで運用する方法を紹介します。
エックスサーバーの管理画面、「ドメイン」→「DNSレコード設定」をクリック。
対象のドメインを選択します。
「DNSレコード一覧」タブをクリックし、現在設定されているDNSレコードを確認します。
*.aaaaaa.com | A | 121.11.111.111 | サブドメインの設定。 |
www.aaaaaa.com | A | 157.111.111.111 | www有りの場合のIPアドレスの設定。 |
aaaaaa.com | MX | sv321.xserver.jp | MXはメールの設定 |
aaaaaa.com | A | 157.111.111.111 | サイトを運用しているサーバーのIPアドレスを設定 |
※この設定ではサブドメインとドメインの設定場所が違っています。
※サーバーのIPアドレスは各サーバーの管理画面などで調べることが出来たりしますが不明な場合はサーバーに直接問い合わせれば教えてくれます。
Aレコード、MXレコードは存在しない場合は「DNSレコードの追加」タブをクリックしレコードを追加してください。
「ホスト名」対象サブドメインが無ければ空白でOK
「種別」レコードを選ぶ。A(サイト)MX(メールアドレス)
「内容」IPアドレスを入れる。
「優先度」空白でOK。
注意事項その1
ネームサーバー(ドメインを管理しているところで設定できる)はエックスサーバー(DNSレコードを設定したサーバー)を参照すること。
DNSレコードの「Aレコード」はサイトのIPアドレスを参照します。
DNSレコードの「MXレコード」はメールの設定されているサーバーのIPアドレスを参照します。
※ネームサーバーを設定するのはドメインを取得したところ。
例)お名前.com・ムームードメインなど。
注意事項その2
DNSの設定は反映されるまで最大24時間必要とします。
ただ、設定が正しければサイトが消えたりメールが使えない期間が発生したりはしませんが、設定方法が一つでも間違っているとエラーが発生します。ここで問題なのが、エラーが発生したことがわかるのが設定の数時間後です。そこから設定方法を正しく直しても正しい設定が反映されるまで時間が掛かります。
今回私は丸一日メールが使えない期間が発生してしまいました。
なので、クライアントがいる場合、「最大で3日ほど使えない期間が発生する可能性がある」と保険を掛けることをお勧めします。